CUIは、世界中で導入されている環境法規制の指令に対応すべく、製品の新しい法律への適合の推進を目的とした、包括的なプログラムを確立しました。注目すべき指令の一つに、RoHS(特定有害物質の使用制限)があります。
このRoHS指令により、電子製品で使用される特定の有害物質が、100-1000ppm未満のレベルに制限されます。CUIのRoHS適合部品はすべて、鉛フリーはんだ処理に対応しています。
RoHS規制適合証明書を含め、各部品のRoHS関連情報は、Webサイトでご覧いただけます。Webサイトは、部品が適合になった場合やRoHSの追加情報が入手可能になった場合に継続的に更新されます。必要なRoHS関連情報がWebサイトで見つからない場合は、CUIまで直接お問い合わせください(800-275-4899またはMaterialCompliance@cui.com)。
「REACHとは、化学薬品やその安全な使用に関する新しい欧州共同体の規制です(EC1907/2006)。登録(Registration)、評価(Evaluation)、管理(Authorization)、および化学物質の規制(Chemical substances)を扱います。この新しい法律は、2007年6月1日に施行されました。」
「REACHの目的は、化学物質の本質的特性をより早くより適切に識別することで、人間の健康と環境の保護を改善することです。それと同時に、EUの化学薬品産業の革新的能力と競争力が高まるでしょう。REACHの対象となる物質が増加しつつあるため、REACH制度による利益は徐々に得られるようになります。」- 欧州共同体のWebサイト
CUIは、常に、弊社の製品と製造工程を改善する方法を探しています。この法律に準拠するためのCUIの取り組みに関する詳細については、CUIのREACHステートメントをお読みください。
2012年8月、SECは、ドッド・フランク法第1502条を施行し、すべてのSEC発行者に対して、紛争鉱物を製品の製造に使用していないかどうかを報告し、これらの鉱物の採掘国を開示するように義務付けました。紛争鉱物には、スズ、タンタル、タングステン、金があり、3TGと呼ばれています。3TGは、コンゴ共和国(DRC)および周辺国(まとめて「対象国」という)など、世界中の多くの場所で採掘されています。DRCでは、3TGの発掘元のいくつかは、重大な人権侵害を行ってきた武装集団によって支配されています。
CUI Inc.は、倫理的な商慣行と基本的人権の保護において尽力しています。CUIでは、CUIに対して販売される製品の製造に使用されるすべての3TGがDRCコンフリクト・フリーであることを確保するため、すべてのサプライヤに方針と手順を整えることを求めています。つまり、対象国の武装集団に直接的または間接的な資金源または利益となる3TGが製品に含まれていてはならないということです。CUIは、OECDデュー・デリジェンス・ガイダンスに従うことでデュー・デリジェンスを実行しながら、サプライ・チェーンと共に合理的な原産国調査(RCOI)の実施に積極的に取り組んでいます。
詳細情報と資料については:
CUI Inc は、サプライチェーンのセキュリティと社会的なコンプライアンスに尽力しています。テロ行為防止のための税関産業界提携(CTPAT)プログラムは、信頼に基づく自主的なサプライチェーンセキュリティプログラムです。CUIは、CTPATプログラムへの認識、参加、当社の関与に関する文書化に対する意向を表明しています。CTPATプログラムのCUIサポートの詳細については、次のリソースを参照してください。
また、CUIはベンダー各社に責任あるビジネスアライアンス(RBA)行動規範への署名と適合を求めることで、サプライチェーンの倫理とコンプライアンスに対する取り組みをおこなっています。