2016年9月21日
CUIは本日、同社の多数の外部AC-DC電源製品が欧州連合(EU)の行動規範(CoC)ティア1およびCoCティア2の効率規格に対応できるようになったことを発表しました。
欧州連合のCoCティア1は効果的にEUと米国のDoEレベルVIの調和を図り、レベルVIより2年早く、2014年1月から自発的な要件として施行されました。現在、EUエコデザイン規定の適用について審議中であり、2017年中の施行日をもって発効されます。より厳しいCoCティア2要件の自発的な適用は2016年1月から施行されていますが、現在同じように審議中であり、2018年にエコデザイン規定として義務付けられます。
CoC要件とレベルVIの主な違いは、新しい10%の負荷評価基準で、従来ほとんどのタイプの電源が効率の悪いことで広く知られていた低負荷条件での効率要件が義務付けられることです。CoCティア1には新しい10%の負荷評価基準が含まれますが、無負荷およびアクティブ・モード時の制限値は、DoEレベルVIより厳しくなくなっています。CoCティア2は、レベルVIが定める主な電源アダプタ・クラスの無負荷およびアクティブ・モード時の電力消費制限をさらに強め、標準電圧アダプタと定電圧アダプタの両方に適用されます。
「この発表は、急速に進化するグローバル効率規制の一歩先を進み続けるための継続的な取り組みの一環です。」と、CUIの製品管理担当副社長であるKraig Kawadaは述べています。「EUのCoC規格はまだ自発的な取り組みですが、当社の顧客の設計がこのような厳しい効率規制が義務付けられた場合でも適切に機能するようにしたいと考えています。」
現在、CUIのDoEレベルVIおよびEU CoCティア2準拠モデルはすべて販売代理店を通じて販売されています。OEM価格についてはCUIジャパンまでお問い合わせください。
レベルVIおよびCoCティア2準拠の外部アダプタと1~12,000Wのその他の電力ポートフォリオを展示するelectronica 2016のCUIのブース(Power Hall A2、ブース613)でお待ちしています。electronicaは、2016年11月8日~11日にドイツのミュンヘンにあるMesse Münchenで開催される、電子部品、システム、およびアプリケーションの世界トップレベルの見本市です。
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